お知らせ

参加店紹介 第31回 清水順正 おかべ家様

今回は東山区の清水寺参道沿いにある「清水順正 おかべ家」さんをご紹介します。

「清水順正 おかべ家」さんは、市バス「清水道」を下車し、清水坂を登ること約10分、同じく市バス「五条坂」で下車し、五条坂を登ること約8分、清水寺参道沿いを清水寺へ向って右手に少し入ったところにある、自家製お豆腐を中心としたお料理を味わうことのできるお店です。
今回お話をお伺いしたのはISO担当役員の福井さんと、営業担当の井上さんです。

コミュニティプロジェクトチーム(以下「コ」):本日はよろしくお願いします。早速ですが、「おかべ家」さんが思うお豆腐の魅力はなんですか?
「おかべ家」さん(以下「お」):栄養価の高さですね。また、シンプルで、味が薄そうなイメージがあるかもしれないですが、大豆のうまみ、味の深みが魅力です。カフェでは、スイーツとして抹茶のソースをかけたり、湯豆腐のお店では、湯豆腐専用のタレで召し上がっていただくなど、様々な召し上がり方があります。

コ:どのようなお客様が来られますか?
お:ゴールデンウィークや長期の休みだと圧倒的に日本の方が多いですが、やはり観光地なので、海外、特にアジアのお客様が多いですね。多い時には半数以上が海外からのお客様という場合もあります。

コ:海外のお客様が多いという事ですが、イスラム教徒の方々のためにハラール認証を取られているお店は珍しいと思います。ハラール認証をとる際に苦労したことはありますか?
お:豚由来のものやアルコールが入っていないかの確認と、ハラール用に認証を受けている牛肉を用意することが大変でした。また、料理の材料だけでなく、お皿や食洗機、冷蔵庫などをハラール料理専用に用意し、キッチンスペースもハラール料理用とその他とで分けることに苦労しましたね。

コ:料理の他にもイスラム教徒の方への配慮はありますか?
お:簡易的な礼拝場所を確保し、礼拝用のマットも一枚準備しているので、お声掛けがあればご利用していただけます。また、礼拝場所から少し離れていますが、手足をトイレで洗っていただくことも可能です。

コ:観光地に店を構えるお店として、困ったことはありますか?
お:海外のお客様には、正月やめでたい日などは食事の席で盛り上がることを美徳とされる方もいらっしゃるため、静かに料理を味わいたいという日本のお客様の食事の妨げになってしまうことがあります。そのような場合には、席を離すことで対応をさせていただいていますが、海外のお客様には遥々日本にお越しいただいているので、日本の町なみや食べ物だけでなく、文化にも触れてお食事を楽しんでいただきたいです。また、日本のお客様にも様々な文化の方がいらっしゃるということを含めて、京都を楽しんでいただきたいですね。

コ:今後のお店の目標はありますか?
お:食事の内容に関しては、宗教上の理由や自分の信念で食事の制限がある方やアレルギーをお持ちの方の対応を行い、さらにお客様のニーズに合わせたものを発信していきたいと思っています。また、お食事だけに留まらず、外国人はもちろん、日本人にも京都の文化を体験して欲しいです。日本の文化を大切にして、京都の伝統を日本の方にも感じていただけるように努力していかなければならないと思っています。そしてそれを、海外の方にも感じていただきたいですね。

コ:今後のおもてなし隊に期待されることはありますか?
お:地域一体となって、様々なニーズに応えていきたいです。例えば、小さなお子様連れや困っているような人たちにも気軽に来てもらえるようになりたいです。このあたりの地域は、坂が多く、なかなか来づらいところはあると思いますが、そのハードルを下げ、障壁をどんどんなくして、地域にある様々な施設の特徴を活発にアピールしていけば、需要の掘り起こしになるのではないかと思いますね。

コ:お忙しい中ありがとうございました。


〈取材を終えて〉  京都の伝統を食を通じて守りつつ、全てのお客様のニーズに応えようと発展を続ける「おかべ家」さんは、観光に来られるお客様に京都の文化や伝統を知っていただくことはもちろん、他の観光客の方々の国の文化も知ってほしいとおっしゃっていました。京都の伝統を守っていくとともに地域の発展についても考えておられ、お店の方々の熱意を感じました。京都、東山に足を運ばれた際には、変わる事の無い伝統的なお豆腐の味わいと、お客様のニーズに合わせ進化し続けるおもてなしを是非、「清水順正 おかべ家」さんで堪能してください。

更新日:2019年10月10日(木)


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