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参加店紹介 第9回 京都国立博物館 様

参加店紹介 第9回 京都国立博物館 様 今回は茶屋町にある「京都国立博物館」さんをご紹介します。
「京都国立博物館」さんは市バス「博物館・三十三間堂前」のバス停の目の前にあります。赤煉瓦が美しい明治期に建てられた「明治古都館」(旧帝国京都博物館本館)と,今秋,新しくオープンする「平成知新館」(平常展示館) の二つの印象的な建物があります。館内の展示品に負けず大変魅力的な建物です。
 
コミュニティプロジェクトチーム(以下「コ」):それではよろしくお願いします。京都国立博物館は明治30年に建てられたそうですが,当時どういった目的で建てられたのでしょうか?
京都国立博物館(以下「京」):明治期に入って,日本は急激な西洋化や廃仏毀釈によって多くの価値ある文化財が破却の危機にさらされました。そういった風潮から文化を守るため,この博物館は建てられたそうです。
 
コ:文化を守る目的もあって建てられたのですね。また,今年の9月には新しく「平成知新館」がオープンするんですよね。
京:そうなんです。絵画,彫刻,漆工など品目ごとに空間を分けることで,一体感のある展示ができる建物を目指しています。
 
コ:「明治古都館」に比べて現代的なデザインですね。
京:二つの展示館が互いに映えるようなデザインにしました。設計者の谷口さんの意向で,かなり細部までこだわった造りになっています。全体的に吹き抜けになっていて見晴らしはとても良いですし,机や椅子なんかも特注品で,館内の雰囲気と合わせています。
 
コ:盲導犬や車椅子の方にもご利用できるように何か工夫されていらっしゃいますか?
京:館内は全てバリアフリーの構造になっています。また盲導犬同伴の方も自由に見て回れるように,すべての場所に盲導犬の出入りが可能になっています。車椅子の貸出なども行っていますよ。
 
 コ:オープンを記念した特別展を「(みやこ)へのいざない」というテーマにされたのはどのような理由ですか?
京:今回のオープンを機に,館内の所蔵品を一堂に観ていただきたいと考えていました。時代ごとの京都の多様な文化を感じてもらうために,このテーマにしました。

コ:展示の際にどんなことに気を使っていますか?
京:展示品同士の配置には特に気を使っています。仏像などは横顔や背中も見たいという方もいらっしゃいますので,全方位から眺められるような展示ケースを用意しています。あとは,通常展示の方ですが,音声ガイドを用意しています。今は日本語・英語・中国語・韓国語の4種類が揃っています。
 
コ:平成知新館のオープンにあたって取り組んでいることはありますか?
京:現在,グッズの開発を検討中です。ポストカード以外にも色々と考えていますし,販売も行っていきたいですね。
 
コ:みなさんにとっての「おもてなし」とは何でしょうか?
京:私たちは,京都に訪れた人々に先ずここで歴史に触れていただいてから,京都のまちを観光するか,あるいは観光が終わってから最後に来ていただいて,京都のまちや文化等を深く理解してもらうことを目標としています。館内だけで完結せずに,京都のまち全体との繋がりを意識して,少しでもみなさんに京都を知ってもらえるように努めています。
 
コ:今後,おもてなし隊に期待することを教えてください。
京:障害をお持ちの方や外国人観光客などに対しては,我々もまだ知識,経験等不慣れな部分が多く,コミュニティに参加するお店さんがどのように対応されているのか知りたいです。他の参加店同士で交流する機会を設けていただければと思います。情報共有を行うことで,サービスの向上が図れると思います。色々と勉強し,お越しいただく方により来ていただきやすい博物館を目指したいですね。
 
コ:本日はお忙しい中,貴重なお話をたくさん聞かせていただいて,ありがとうございました。
 
〈取材を終えて〉
 今回は9月13日にオープンされる「平成知新館」を案内していただきました。京都国立博物館は,重要文化財に登録されている正門や「明治古都館」の広い敷地に広がる美しい庭など,見所がたくさんあります。京都にお越しの際は,京都のまちを観光される前に国立博物館で京都の文化に触れていただく,もしくは,京都観光の最後にお越しいただき,観光で見た京都のまち,文化をさらに深めていただければと思います。是非,足をお運びください。


<施設情報>
詳しくはこちら⇒http://higashiyama-kanko.jp/community/shop/index.php?lid=214

更新日:2014年09月10日(水)


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