お知らせ

参加店舗紹介 第20回 株式会社アメニティコスモス 様

参加店舗紹介 第20回 株式会社アメニティコスモス 様  今回はトイレ環境を総合的にプロデュースされているアメニティコスモスさんをご紹介します。
 アメニティコスモスさんは,京阪電車鳥羽街道駅改札から踏切を渡り,田中神社の前を横切ってすぐの路地に入ると,東山観光トイレののぼりが目に入ります。そこがアメニティコスモスさんの事務所です。誰でも使える1階のトイレの扉を開けるとポップな壁紙と驚くほどきれいに管理されているトイレに目を奪われます。今回お話をお伺いしたのは,この公衆トイレを設置されたアメニティコスモスの瀬古さんです。

コミュニティプロジェクトチーム(以下「コ」):アメニティコスモスさんはどのような会社ですか。
アメニティコスモス瀬古さん(以下「ア」):アメニティコスモスでは,トイレの診断を行っています。具体的に言うと,公共のトイレやお店のトイレなどの維持管理のお手伝いやアドバイスをしています。言わばトイレのお医者さんです。他には,それらのノウハウを活かし,トイレのリフォームやトイレ作りもしています。メンテナンスだけでなく,新しいものも作っているんですよ。

コ:東山ではどのような活動をされていますか。
ア:東山では,日本で三例目となるねねの道沿いの高台寺公園のトイレのネーミングライツを取得し,高台寺公園のトイレの管理を行っています。さらには,この事務所に公衆トイレを作り,観光客に自由に使っていただけるようにしています。これによって,観光客のトイレ不足解消に貢献したいと取り組んでいます。

コ:トイレを利用していただくうえで,工夫されている点はどんなことですか。
ア:トイレの利用者に考えてトイレを使ってもらえるように工夫しています。例えば,説明書きを最低限に抑えたり,トイレ内の色使いや佇まいに氣を配っています。汚れているトイレは汚く使われ,きれいなトイレはきれいに使っていただけるからです。ですので,トイレを常にきれいに保っていると,利用者はきれいにトイレを使おうと心がけていただけます。

コ:トイレ環境を整備するとはどのようなことでしょうか。
ア:トイレ環境を整備することは,おもてなしにつながると思います。おもてなしとは,特別なことをするのではなく,当たり前のことを当たり前にすることだと思います。トイレはまさしくそれを行う場所だと思います。そのためにも,トイレの使い方や利用マナーなどをみんなに考えていただくことが大切です。外国人観光客に和式トレイの使い方を知っていただくなど,トイレを利用される皆さんが次に利用される方のことを考え,当たり前のことをすることで,きれいなトイレは守られていきます。文化の集積地である京都東山から,このような取組や考え方を全国に発信していければと考えています。

コ:最後に,今後東山観光おもてなし隊にどのようなことを期待されますか。
ア:自分たちが子供の頃から親しんでいる東福寺などのお寺がある京都東山は,日本全国,世界各地から多くの観光客にお越しいただける魅力溢れるまちです。ユニバーサルデザインを一層取り入れ,身体障がいの方や視覚障がいの方にも優しいトイレ作りを一緒に考えていきたいです。また,公衆トイレを利用した企画やイベントができればと考えています。その企画やイベントに東山観光おもてなし隊やそのプロジェクトチームの学生さんに協力していただければと思います。

<取材を終えて>
 お話しをお伺いしているだけで,瀬古さんの生まれ育った東山のまちをもっと良くしたいというおもてなしへの情熱がものすごく伝わってきました。ユニバーサルツーリズムの推進に向け,観光の環境を整えるという視点からももっとできることがたくさんあり,アプローチしていくことが必要だと感じました。

更新日:2015年11月30日(月)


ページの先頭へ戻る