東山で楽しむ

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※これらの情報は過去に掲載されたものです。掲載内容は取材時のものとなりますのでご注意ください。

地域からの情報発信<第5号>

青葉に誘われて… 「東山の誇りの木」巡り

イメージ 青葉が眩しい季節。
東山区民が選んだ“誇りの木”は、区内のいたるところで根をはり、枝をひろげ、
東山の自然を彩ってきました。
中には、樹齢何百年におよぶ大木もあり、さらには長い歴史の中にその名をきざむものもあります。
あなたも東山を彩る“誇りの木”巡りに出かけてみませんか。

【東山区「区民の誇りの木」】

 次世代に伝えていきたい地域の古木、名木などを区民の皆さんからご推薦いただき、区民の代表者と専門家からなる委員会において審議を行い、選定された樹木。(平成12年選定 区内58件)
 東山区「区民の誇りの木」は、直径2メートルを誇るクスノキをはじめ、大径木が多いのが特徴で、その多くは寺社や公園に育つ樹木です。
 また、小学校の校庭などに育つ樹木も多く、長い年月を区民の皆さんとともに歩んできました。

「区民の誇りの木」について詳しくはこちら→

注)東山区の広報活動を区役所と共に行っていただいている区民の方

青蓮院 クスノキ(区民の誇りの木・京都市登録天然記念物)【学区特派員 注):安田茂夫】

青蓮院 クスノキ 私は、12世紀末に親鸞聖人によって植えられたクスノキです。青蓮院で750年以上の歴史を見て参りました。
 今にして思えば、親鸞聖人の「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかな」との一首に思いを馳せ、我が身の儚さを思うばかりではございます。
 その親鸞聖人もお亡くなりになり、応仁の乱の戦火や青蓮院の大火の中を私は生き延びて参りました。
 毎朝、私の下を通って白川小学校へ行く子供達を見るのを楽しみにしています。平成23年からは東山開睛館へ通うそうで寂しい気もしますが、これも時代の流れなのでしょうか。
 毎年10月には粟田神社の祭礼で剣鉾や神輿が賑やかに私の元を訪れてくれます。中でも神輿は青蓮院の階段を登り四脚門を入ってその勇壮な姿を見せてくれます。また、昨年からは巡行の前夜「大燈呂」と言う派手やかな行列も夜渡りに加わり、なお楽しみです。
 青蓮院の方たちは、私が老人なので、心配して暑い季節は地下水で足元を冷やしてくれたり、春先には、地域住民の方たちと協力して落ち葉の清掃をしてくれます。
 本当に私は区民に愛され大切にされております。

[青蓮院について詳しくはこちら]

大仏殿跡緑地 ケヤキ(区民の誇りの木)【学区特派員:木村信夫】

大仏殿跡緑地 ケヤキ 豊国神社東側にある大仏殿跡緑地に、「大欅(大けやき)」があります。豊国神社境内の「けやき」とともに、小さな鎮守の森を形づくっています。
 「大欅」は高さ約24メートル(8階建てビルに相当)、幹週3.8メートルで市内でも有数の大木です。根の深さは推定70メートル以上もあり、東山連峰の地下に流れている水が養分となっており、連峰は「大欅」の生育に大切な役目を果たしています。
 「大欅」の堂々たる貫禄は、大樹にふさわしい風格があり、訪れる人に豊かな緑とエネルギーを発し、癒しと安らぎを与えてくれます。
 「大欅」のもとへ訪れる人は少なく、観光スポットにある大樹探訪の穴場といえます。東山観光の際、ぜひ、お立ち寄りいただき、「大欅」のふもとにて、瞑想にふける等して小さな森林浴に浸ってください。

豊国神社 クスノキ(区民の誇りの木)【学区特派員:大平ひろみ】

豊国神社 クスノキ 豊国神社は、明治13年造営の、豊臣秀吉を祀る神社です。境内に植えられている木の中で、ひと際大きく枝を広げた背の高い木が、「区民の誇りの木」のクスノキで、樹齢約80年です。
 今(5月15日現在)、薄黄色の小さな花が固まるように咲いていて、木全体が薄黄緑の淡い色に染まっています。書物によるとクスノキの枝や葉には樟脳の香りがあるそうですが、残念ながら私はその香りを感じることができませんでした。
 境内には、同じく「区民の誇りの木」のイチョウの木や、四国から移植された蜂須賀桜も3本あります。この桜は早咲きで、秀吉ゆかりの蜂須賀小六に由来しているそうです。神社では、毎月8日・18日に「ほうこくさんのおもしろ市」という骨董市やフリーマーケットが開かれています。

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大和大路通 サルスベリ(区民の誇りの木)【学区特派員:大平ひろみ】

大和大路通 サルスベリ 東山区を南北に走る大和大路通は、方広寺から豊国神社、京都国立博物館に面する間だけ道路幅が広くなっています。近くには耳塚もあり、ひと続きの観光スポットのようです。
 その大和大路通の西側に200メートル程続くグリーンベルト帯に植えられているのが、「区民の誇りの木」のサルスベリです。
 昭和の終わり頃、歩道整備と併せて、町並みを花で彩ろうと、地域の方が協議し、育てやすく丈夫なこの木を選び、サルスベリに統一することで景観にも配慮されたようです。
 見晴らしのよい通りに沿って、20本ほどの木々が、夏に美しい濃いピンクや白の花を咲かせます。ご近所の方の話では、その頃は写真を撮りに来られる方がたくさんおられるそうで、花と葉が散る頃の掃除は大変だそうですが、地域の方の努力によって守り続けられているようです。

新熊野神社 クスノキ(区民の誇りの木・京都市指定天然記念物)【学区特派員:中山民子】

新熊野神社 クスノキ 今から約850年前、後白河上皇が紀州熊野(和歌山県)から、神霊を迎え、新熊野神社(いまくまのじんじゃ)を創建されました。その時お手植えされたのが、この大樟と伝えられています。
 また、室町時代、観阿弥、世阿弥が足利義満の前で、初めて能を披露したのが、この新熊野神社であります。
 社頭に植えられた大樟の枝葉はうっそうと生い茂り、その大枝は東大路通へ力強く張り出しています。
 私は、この大樟のことを、子供たちが小さい頃、「あの木はトトロが住んでいる木だよ」と教えていました。それくらい、あのアニメの出てくる木によく似ています。

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泉涌寺五葉ノ辻町 エノキ(区民の誇りの木)【学区特派員:浅野正子】

泉涌寺五葉ノ辻町 エノキ 市立一橋小学校の東南に、昔、夢の浮橋がありました。この橋は、歴代の天皇、皇后等の墓所が多い泉涌寺に詣でる本道に架けられた橋であり、古くから大路橋、落橋と呼ばれていました。川の流れは泉涌寺の後ろの山から今熊野の南を巡り、更に一の橋の下を流れて鴨川に流れており、「音無川」といいます。今は暗渠となり橋は取りはずされています。
 この浮橋のたもとに、エノキがあり、昔は(妊婦がこの幹をなでると女の子を授かる)と言い伝えられ娘木と呼ばれていました。現在は一本だけですが、根元から幹が三本に分かれています。いつもここを通学する子供たちを見守るように立つ、堂々とした大木です。

東福寺 イロハモミジ(区民の誇りの木)【学区特派員:北川高範】

東福寺 イロハモミジ 東福寺境内には、イロハモミジ、ヤマモミジ、大モミジ(通称ノムラモミジ)の三種類が約2000本植えられ、開山の聖一国師(しょういちこくし)が宋から種を持ち帰り育てた唐楓(トウカエデ)も5本程植樹されています。
 仏殿から開山堂に架けられた通天橋から眺める洗玉澗渓谷に繁る紅葉は有名で、秋の観光シーズンには、全国から多くの方が観光に訪れます。また、この通天橋を観ることのできる絶景ポイントの臥雲橋でも、例年大変混雑しています。
 ちなみに、東福寺にはサクラが1本もありません。これは、室町時代、東福寺の画僧 吉山明兆の「境内に桜が増えれば、遊興の地となり、修行の妨げとなるので、桜を禁じてほしい」との願いに、第4代将軍足利義持が感動して、境内の桜すべてを切り倒させたからだと伝えられています。
 紅葉だけでなく、四季折々に美しいお寺です。一度ゆっくりと訪れて1本1本を研究されてみてはいかがでしょうか。

[東福寺について詳しくはこちら]

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